このページ、作る予定はありませんでした。
本当のことを言うと、このページ、実はリンクミスをしていたページなんです。それに気がついて、すぐに修正するつもりでエディタを立ち上げたのですが、よくよく考えてみれば、隠しページがあるくらいの茶目っ気があるほうが作ってる側も楽しいし、見つけた方も、もしかしたら、なーんか得したよーな生暖かーな幸せーな気分になってるかも〜。と勝手に想像なんかしちゃいまして、作ってるわけです(←けっこう自分がそうなのです)。
good
fortuneを日本語に直すと、僥倖(ぎょうこう)となります。意味は、思いがけない幸運とかそんなトコなのですが、なら、なにを書けばいいのかな。あれこれ悩んでこんなエッセイを書くことにしました。
横浜とか神戸でなくっても、街の中華料理の店でよく見かけませんか? 逆さまになった「福」の字。
壁に貼りつけてあったり、天井から吊るしてあったりしまよね。これは、日本の中華料理屋だけにかぎらず、実は旧正月に中国に行くとどこかしこに見かけることになります。
これは一体どういった由来があるのだろうとずっと疑問に思っていましたので、中国人に聞いてみました。すると、答えはすぐに得られました。こんな感じで教えてくれました。
「福が倒れているんですよ」
「はぁ。倒れてますよねぇ」
「倒れてると、どこにも行かないでしょ?」
「ですよねぇ、じたばたしますよねぇ、まさか、それで?」
「いやいや。こんな理由があります。えっと、中国語で、倒れるって”タオ”って発音するんですよ」
「ほぉ」
「ところで、”いたる”っていう漢字分かりますか?」
「研究室とかの室の上のないのかな? こんなの→至」(指でジェスチャー)
「いやいや、こっちの字です →到」(同じくジェスチャー)
「それも”いたる”だねぇ」
「これも”タオ”と読みます。なので、”福が到る”という意味なんです。なので、どこの家にも玄関に貼ってますよ」
「おお〜、なるほど〜。ダジャレだ〜」
「そうです。中国4千年のダジャレです。他にもありますよ。たとえば中国人が大好きな数字の八」
「あー、日本人も末広がりと言って好まれますねぇ、それと何か関係あるのかな」
「ん〜ないです(キッパリ否定。しかも即答)」
「ないのか……。で?」
「八は中国語で”バー”ですよね」
「だねぇ」
「発展の発が広東語だと、八と同じ音なんです。それで、発の意味が、”金持ちになる”だからなんです」
「そういえば、車のナンバーも8が人気って聞いたことがあるよ」
「携帯電話の番号も、8が入っていると高いんです」
「番号に値段が付くんだ。でも、八と発が同じ音だとは気づかなかったなぁ。さすが漢字の国だねー」
「8888なんて、月収の何倍もするらしいですよ。商売する人か金持ちしか使ってませんけど」
「へぇ〜。でも、覚えてもらいやすいのは確かだね。それはそうと漢字のことで、もう一つ教えて。えーっと、馬が逆さま向いてるのって分かる? どんな由来があるのかな」
「馬が逆さま?」
「左向いてて、こういうやつ」(ノートとペンを取り出して書いてみる)
「うーん。知らないですねぇ。馬が左向くといい事あるのかなぁ」
「日本じゃ、ときどき見かけるんだけど、中国の故事じゃないのかな。これも縁起のいい字らしいんだけどね」
「変わってるね〜」
「そうかな?」
「うん」
「中国4千年のほうが壮大だと思うけど。 福がじたばたするんだよ?」 |